mod_disk_cache はディスクを使用したストレージ 管理機構を実装しています。主に mod_cache と組み合わせて使われます。
コンテンツのキャッシュへの保存と取得は URI に基づいたキーが使われます。 アクセス保護のかけられているコンテンツはキャッシュされません。
キャッシュの大きさを最大レベルで維持するために htcacheclean を使うことができます。
mod_disk_cache は mod_cache を必要とします
CacheRoot ディレクティブはキャッシュファイルを 保管するためのディスク上のディレクトリを指定します。mod_disk_cache モジュールが Apache サーバにロードされて いるか、組み込まれていれば、このディレクティブは必ず 定義しなければなりません。 CacheRoot の値を指定しなければ、 設定ファイルの処理でエラーになります。CacheDirLevels ディレクティブと CacheDirLength ディレクティブが 指定されたルートディレクトリ下のディレクトリ構成を定義します。
CacheDirLevels ディレクティブはキャッシュの サブディレクトリの深さを設定します。キャッシュデータは CacheRoot ディレクトリから このディレクトリの深さ分下のディレクトリに保存されます。
CacheDirLevels が大きくて CacheDirLength が小さい場合、 比較的深い階層になりますが、 各階層のサブディレクトリの数は少なくなります。
CacheDirLevels* CacheDirLength の 結果は 20 以内でなければなりません。
CacheDirLength ディレクティブはキャッシュ 階層の各サブディレクトリの文字数を設定します。 CacheDirLevels と組み合わせて設定することで、 キャッシュ階層のおおよその構造を決めることができます。
CacheDirLength が大きくて CacheDirLevels が小さい場合、 比較的浅い階層になりますが、 各階層のサブディレクトリの数は多くなります。
CacheMinFileSize ディレクティブは、ドキュメントを キャッシュするかどうかを判定する、最小のサイズをバイト数で設定します。
CacheMaxFileSize ディレクティブは、ドキュメントを キャッシュするかどうかを判定する、最大のサイズをバイト数で設定します。